俯瞰する眼 約20年振りに以前家族で赴任していた南の国へ、全家族 (娘2人・同夫2人・孫3人+愚妻&小生)で行って来ました。 まず驚かされたのは町の姿の変貌ぶりで、高層ビルの林立、 鉄道や道路の整備、商業施設の巨大化、自動車の激増に 伴う慢性化した交通渋滞等々、以前と違う国に来たのでは ないかと何回も自問しました。 限られた行動による評価ですが、一般市民の生活レベルも かなり向上しているように見受けられ安心しました。 翻って日本の最近20年間の変化は如何かとみると、物質 的な欲求満足度が満たされたのに反比例して、精神構造的 には好ましくない方向、即ち国として劣化が進んでいるように 感じています。 同行した一人が日本の良さを改めて確認できた気がする。 海外旅行は日本を俯瞰する効果があることが分かったと言 ってくれたのは、大きな成果の一つでした。 若い人にはどんどん海外に出かけてもらいたものです。 古い友人、友人のご子息などに大変お世話になり快適な旅 ができました。 確認した友情をさらに進化させ、国際交流の輪の広がりに 少しでも貢献できないかと考えています。
|